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横振り?ジャガード?
刺繍屋の方で横振りとジャガードってなんか違うなぁ?って思ったことありません?
ミシンの構造自体はそれほど違わないと思います。
少し違うのは横振りは幅を振ったときは自動的に上糸の張力が緩むくらいですかね。

ではなぜか?と考えたことのある人もいると思います。
よく言われるのは横振りはアナログでジャガードは0.1mm単位のデジタルに動くところですね。
横振りの出だしは手を押す、ひざ押しで幅を決める、足でスピードを出し始める、この動作が同時進行で行われます。
結果的に少し粗い目に少し重ねるように縫い始めます。
これはジャガードでもまねしようと思えば出来ますね。

そして、縫い方ですが、絶対にまねでき無いことがあります。
横振りって生地を回して常に手前から向こうへ手を押して縫いますよね。(ほとんどの場合ですが・・・)
これに対してジャガードは縦横無尽にあらゆる方向から縫っていきます。
こればっかりはどうしようもありません。1頭機で丸枠を回すとか・・・(ーー;)

最後に、針に糸を通すのはどちらも「手前から向こうへ」ですよね。(よほど意図的に針を横向けなければ・・・)
と言うことは、ジャガードで言うと上から下に縫ったほうが糸の流れ方としては自然だと言うことになります。横振りの縫い方は利にかなっているのですね。

お解かりになられましたでしょうか?へっ?よく分からん?
まっ、ぜんぜん違う種類の刺繍機ということです。(^_^;ただ、まねはできますが・・・

ただ、ジャガードを否定するつもりはまったく無く、横振りでは対応しきれない縫い方も糸も簡単に(パンチしだいですが・・・)出来てしまいます。
これも日本全国に台数が短期間に増えた理由のひとつでしょうか?

でも現状は?


使う用途によって使い分けられたらすばらしいんですけどね。
今の日本には猛スピードで横振りの踏める(ただ単に直線が縫えると言う意味ではなく)職人さんが減っていると言う事実には困り果てます。
また日本でも増えてくれれば・・・と、思うこの頃です。